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佐野畳屋が本当におすすめしたい“無染土い草”の畳|いぐさ生産者への想い

福岡県田川市にある「佐野畳屋」は、福岡県内で唯一「無染土い草」の畳表を使用した畳を販売しています。

「『無染土い草』ってなに……?」

日本人なら、畳に触れたことがない方はほぼいないかと思いますが、畳の原材料となる“い草”のことを知っている方は、意外と多くありません。

「佐野畳屋」がおすすめする「無染土い草」が持つ魅力、そしてい草生産者さんのことを知ってください。そして、みなさんが畳替えをされる際の選択肢にぜひ入れていただきたいと思っています。

無染土いぐさのこと

「い草」とは、畳の原材料となる植物のこと。お米のように田んぼで育てられるって知っていましたか?

い草は、香りによるリラックス効果、湿度調整、保温断熱性、弾力性、空気の浄化性、吸音性、抗菌性に優れています。

素材自体に多くの魅力を持つ「い草」は、 多くの畳を作る工程で、糸を染めるように、土を使用した“泥染め”という加工が施されます。

「畳のいい香り~」と一般的に言われているのは、実はい草と泥染めした泥の混じった匂い。泥染めは、日に焼ける色あせを防ぐ役割と、いぐさの乾燥を調整する役割を果たしています。

しかし、“泥染め”を行うと、表面に土の細かい粒子が残り、畳の使い始めの時期は色が服などに移ることも。また、~5歳くらいまでは泥の粒子に免疫がないため、泥を吸うことによるお子さんのアレルギーやアトピーが心配な方もいらっしゃいます。

そこで「無染土い草」を使用した畳の登場です。「無染土いぐさ」とは、“泥染め”の加工を行わない、素材そのままの「い草」のこと。

「無染土い草」を表に使用した畳には、こんなメリット・デメリットがあります。

無染土い草を使用した畳の魅力

【唯一無二の魅力】無染土い草の畳の魅力1:とっても良い自然な“草”の香り!

まずなんと言っても、唯一無二な魅力である「無染土い草」の香り!染めの加工を施していないので、自然そのままの“い草”の香りが楽しめます。「無染土い草」の香りはぜひ体感していただきたいですが、あえて例えるなら、草原に寝っ転がって胸いっぱいに空気を吸ったときのよさ。

い草には樹木の成分フィトンチッドをはじめ、バニラ成分のバニリン、紅茶などの香り成分ジヒドロアクチニジオリドなどリラックス効果を持つ成分が含まれており、それを直に嗅ぐことで、心からくつろぐことが出来ます。

◆「無染土い草」の香りを試したい方は、ぜひサンプルお取り寄せを>>

無染土い草の畳の魅力2:アレルギー・アトピーへの不安解消

泥の粒子がついていないため、アレルギーなどを引き起こす可能性も軽減され、赤ちゃんやお子様も安心して寝転がれます。

無染土い草の畳の魅力3:すぐに使い出せる

泥の粒子がついていないため、一般的な畳の使い始めに必要な水拭き作業(服などへの色移りを防ぐため)が必要なく、施工してすぐに使い始めることが出来ます。

無染土い草の畳の魅力4:草の油が作るツルツル感が気持ちいい

い草の表面からは、自然の生み出す油が出ています。その油が畳の表面に光沢を生むためツルツルと美しく、足で踏んだ時も気持ちいい!特に、お風呂上りに無染土の畳を素足で踏んだ時の気持ちよさは格別です。

ただし、靴下を履いているときは滑りやすいので要注意です。

佐野畳屋といぐさの生産者:倉井さんとのストーリー

創業昭和27年の老舗「佐野畳屋」3代目店主:佐野典久の無染土い草への並々ならぬ思いの原点は、い草生産者さんとの出会いにあります。

両親の後を継ぎ畳屋で働いて数年経った頃、い草業界の衰退を知り、単身でいぐさ農家の多い熊本県八代市へと訪れた佐野。

目の前で見たのは、いぐさ農家さんの厳しい現実。そして何よりもその魅力でした。

いぐさは畳の原材料として収穫するまで、なんと1年6ヶ月も時間がかかります。育てるのに時間も手間ひまも体力もかけているのに、台風がきて一気に駄目になることも。

刈り取ってからの作業も大変。生の草はすぐにしおれてしまうため、すぐに1日かけてシャワーで洗い、乾燥機に入れて乾かす作業が必要です。

そのあまりの大変さに、収穫のサイクルが短く利益の出やすい野菜農家さんへと転身する方も多いのが現実。

ですが、佐野と取り扱い契約を交わし「無染土い草」を生産・販売してくださっている熊本県八代市の生産者の倉井さんは、懸命にい草農家を続けようとしています。

「こんなに大変なのに、なんでいぐさの仕事を続けるんですか?」と、ある時、佐野は聞いてみたそうです。その回答はとてもシンプルなものでした。

「いぐさが好きだからかなあ」

そんな倉井さんは、手間ひまをかけて育てたいぐさでも原材料として品質を一定レベル以上に保てない部位は、バッサリと切り落としてしまうのだそうです。

それは、堅実で誠実な倉井さんの、“生き様” そのもの。佐野はその様子に心から感銘を受けました。「絶対に倉井さんの無染土い草を使った畳を取り扱いたい!」と、猛アプローチをするほどに。

「もう販売する分はないんです」と、断られてもアプローチを続けた佐野。その思いを汲んだ倉井さんにより、2015年に田んぼ一反(約300畳分)を丸ごと契約し、畳表を織ってもらうことが出来るようになりました。

産地である熊本県八代に通いいぐさを育てる農家さんの苦労、努力、想いを知った佐野ですが、農家さんとは表舞台に出てくることがない存在で、世の中にはその努力や生き様が知られていませんでした。

「だったら、直接お客様と話すことが出来る、畳屋の僕が伝えなくては!」

そんな気持ちで佐野は、「無染土い草」の表を使用した畳の販売を通じて、無染土いぐさの魅力やストーリーを伝えることが使命だと思うようになりました。

無染土い草を使用した佐野畳屋オリジナルブランド畳「草美人」

い草の一大産地、熊本県八代市のい草農家:倉井さんが生み出す「無染土い草」を使用した佐野畳屋オリジナルブランド畳「草美人」。有機肥料による土作りからこだわり、い草本来の青さと抹茶のような香り、そして何よりその艶感とむちむちと実の詰まった1本1本のい草が魅力です。

い草の中でも、より強い根っこの部分を程よく残しているため、艶々の畳表に織りあがります。

目指したのは、子どもたちが遊んでも傷みにくい強さを持つ畳。保育園や子育て世代に優しい「草美人」は、特にこんな方におすすめしています。

  • 現在出産を控えている方
  • 5歳未満の方のお子様がいるご家庭
  • 保育園
  • 敏感肌の方

もちろん、お子さまがいない家庭にも自信を持っておすすめしています。

無染土畳をもっと知りたい、施工をしてみたい方へ

佐野畳屋が「無染土い草」とい草農家さんへかける想い、そしてその魅力をご紹介しました。

「施工するかは決めていないけれど、もっと知りたい」方へ。

「無染土い草」のサンプル取り寄せをしておりますので、ぜひご利用ください。実際に香りを嗅ぎ、い草を触ってみることで魅力が体感できますよ。

◆「無染土い草」のサンプルお取り寄せはこちらから>>

福岡県内で畳の表替え・新調を行いたい」とお考えの方へ。

まずは畳を取り入れた理想の暮らしやライフスタイルをお話しすることから始めてみませんか?無染土い草の魅力も佐野よりお伝えしたいと思います。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

「家にはフローリングしかないけど、無染土い草を使った畳を使ってみたくなった」方へ。

大規模な工事なども必要なく、手軽に使える「置き畳」をおすすめしています。ぜひ、ご覧ください。

「佐野畳屋」は、みなさんが畳替えをされる際の選択肢に「無染土い草」を使用した佐野畳屋オリジナルブランド畳「草美人」をぜひ入れてくださいね。